呼吸器の水滴で救急車を呼んだ朝

呼吸器の水滴で救急車を呼んだ朝 さくらとの暮らし

こんにちは😊さくらママです🌸

今回は、2022年6月の話です。4月末に退院して、家族3人の在宅生活が始まってから1ヶ月あまり。人工呼吸器の回路(ホース)にたまった水滴が気管に入ってしまい、初めて救急車を呼びました😣

酸素が60台まで下がった朝

6月4日の朝のことでした。

さくらの酸素の値(サチュレーション)は、91を下回るとアラームが鳴るように設定していました。その朝は、その数値がみるみる下がっていきました。80を切ったあたりからチアノーゼが出て、顔色がどんどん悪くなっていき😰最終的には60台まで下がりました‼️

アンビュー(手で押して空気を送り込む蘇生用のバッグ)で空気を送りながら、救急車を呼びました。

初めてのことで、本当に焦りました💦そんな中で助かったのが、退院のときに病院が用意してくれていた『さくらちゃん退院のパンフレット』です。救急車を呼ぶときに伝えることが書かれていて、とても助かりました🥲

さくらちゃん退院のパンフレット

119番通報では、「救急です」と伝えたあと、住所(市町村名から)、誰がどうなったか、年齢、通報者の名前と連絡のつく電話番号を伝えます。救急隊が着いたら、それまでの様子の変化や、行った応急手当(アンビューなど)も伝えます(消防庁の案内より)。

救急車で、かかりつけの総合病院へ

救急車を呼んだ時点で、入院になるだろうなとは思っていました。

救急車には、パパと2人で乗りました。酸素を足しながら、かかりつけの総合病院へ🚑病院に着いてから、やはり入院と言われました。

パパは荷物を取りに、1人で電車とバスで家へ帰ることに。私とさくらの必要な物品の場所をパパにLINEで伝えて、準備をしてもらいました📱荷物は、パパのお父さんにも手伝ってもらって、病院まで運んでもらいました。

入院中に分かった、水の垂れ込み

病棟に上がれたのは、お昼をすぎてからでした。

病院に着いてからも、しばらくは脈が190〜200と速いまま、酸素の値もフラフラ😣吸引すると、気管と鼻から血が出てくる状態でした。先生たちがたくさん来て、しっかり診察してくれたのですが・・・うんちが出たら、急に平気そうな顔に🤣どうやら、うんちが原因だったようです(笑)

出血については、先生から「吸引でそこまで血は出ない。チューブで突いてしまった可能性の方がある」と説明がありました。夕方にも、カニューレが詰まっている感じがして少し深く入れて吸ったら、傷のところからまた血が出てしまって😫「突っ込まないように吸わなきゃね」と、パパとも話しました。

その日の夜の担当の看護師さんからは、「水が気管に入ったら、酸素が落ちるスピードが早い」と聞きました。朝のあの落ち方を思い出して、「やっぱり今日のは水なんだろうね」とパパにLINEしました🤔

入院中のさくら

「アンビューで正解」と言われて

翌日の6月5日、水が垂れ込んだときの対応について、先生から説明を受けました。

「水が垂れ込んだ場合、吸引で引けるなら引いても良いけど、アンビューで肺の端に押し込んでしまうのでもOK。今回のような酸素の落ち方なら、アンビューで正解。」

アンビューを揉むときは、ギュウッと押し込むように、とも教わりました。とっさにしたことが間違っていなかったと分かって、少しほっとしました🥲💨

これは、さくらの状態とそのときの酸素の落ち方について受けた説明です。水が垂れ込んだときの対応は、子どもの状態や呼吸器の設定によって変わるため、事前に主治医に確認しておくと安心です。

3泊4日で、無事に退院

6月5日には、担当の先生から「酸素を使わなくなったら、早めに退院しても良いのでは」というお話がありました。外科の先生の診察を受けて、体調が良ければ最短で火曜日に退院できそう、とのこと😊

ただ、外科の診察は火曜日の午後になり、時間は当日にならないと分からないと言われました。退院のときの介護タクシーも、その時に頼むことになるので、「万が一つかまらなかったら次の日になるかな😫」とヒヤヒヤしていました。

入院中は、人工鼻(カニューレにつけて、吐く息の湿り気と温かさを保つもの)に慣らす練習も。さくらが寝ている間にこっそりつけてみたら、しばらくしてバレて、イヤイヤ😂

そして6月7日、パパも迎えに来てくれて、3泊4日で無事に退院できました✨

家に帰ってきたさくら

退院後に変えた、ホースの水滴対策

人工呼吸器の回路には、加温加湿器で温めて湿らせた空気が通ります。この空気がホースの中で部屋の空気に冷やされると、どうしても内側に水滴がつきます(結露)。我が家の回路には、水をためるウォータートラップはついていません。

退院後のケアで変えたことの中でも、特に効果を感じたのが、ホースの途中に低い位置を作ることでした。

ホースの取り回しのイメージ図

こうしておくと、たまった水滴は空気の流れで低いところを行ったり来たりすることはあっても、気管切開部まで上ってきて気道に入ることは、かなり減りました👌

ホースの水滴、我が家で気をつけるようになったこと
  • 水滴が増えて流れるほどの量になる前に払う
  • こまめにチェックする(時間を決めずに、気づいたときに)
  • 吸引のときに、ついでにホースの水滴も払う
  • ホースの取り回しで、途中に低い位置を作る

ネットで調べてみると、呼吸器を使っている家族の多くが、この結露に悩んでいるようでした。ホースと外の空気の温度差で結露するので、ホースを保温して結露を防ぐカバーを手作りして販売している人もいましたし、企業が作っている商品もあります。

ただ、我が家ではこういった回路カバーは使っていません。「結露しにくくなる≠結露しない」と考えたからです🤔カバーをつけるとホースの中が見えなくなるので、水がたまっていることに気づかずにホースを動かして、気管に入ってしまうかもしれない。カバーをしないと結露は出やすいけれど、目に見えているので、払ってしまえば垂れ込みのリスクはこちらの方が低いと考えました。

ホースの取り回しやカバーを使うかどうかは、呼吸器の機種や回路の種類でも変わると思うので、主治医の先生や呼吸器の業者さんにも相談してみてください。

振り返って思うこと

大事には至らなかったけれど、在宅生活を始めて1ヶ月あまりで、初めて救急車を呼ぶことになりました。あのときは本当に焦りましたが、アンビューの使い方や、救急車を呼ぶときに伝えることを退院前に教わっていたおかげで、なんとか動くことができました。

『いざというとき、何をどの順番でするか』について、在宅生活を始めたばかりのご家族は、一度おうちで確認しておくと安心だと思います。我が家の経験が、少しでも参考になれば嬉しいです🌸

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