「視線入力を導入してから、何か変化はあったの?」と気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。私たちの場合、大きく生活が変わったわけではありませんが、1年くらい経った頃に気づけた小さな変化がいくつかありました。今回は、その変化について書いてみたいと思います。
遊びの選択肢が増えた

さくらとの遊び方は、絵本や手遊び歌が中心でした。視線入力ゲームを始めてからも、その関わり方が大きく変わったわけではありません。関わり方が『変わった』というより、遊びの選択肢が『増えた』という感覚の方が近いです。
導入後に気づいた変化

視線入力ゲームそのものは、1年前と比べてはっきり上達したと感じています。遊べるゲームの種類が増え、以前より操作も上手になりました。
『EyeMoT』は1ゲーム終わるごとに視線ヒートマップが表示されます。始めた頃は中央ばかりだった視線が、今では画面の四隅までしっかり届くようになっていました。
数少ない成長の実感

さくらはSMARD1という進行性の病気のため、在宅生活が始まってからできなくなったこともいくつかあります。以前は動いていた肩が動かなくなったり、発音が変わったり、飲み込む力が弱くなったりなどです。
健常のお子さんの育児では『できることが増えていく』記録が中心になると思いますが、私たちの場合は逆で、できないことが増えていく場面の方が多くあります。正直、寂しさを感じることも少なくありません。
まとめ
視線入力を始めて1年、大きく変わったことはなくても、遊びの選択肢が増えたこと、目の動く範囲が広がったこと、そして何より『成長を感じられる場所』が1つ増えたことは、私たちにとって確かな変化でした。
同じように視線入力を始めたばかりの方、これから始めようか悩んでいる方にとって、こうした小さな変化の記録が何かの参考になれば幸いです。

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